不器用な恋
出た米では無く、デコメで、デコメールの略という事が分かった。
ひとつ勉強になったけど、打ってる最中に、熱を出してしまい、また断念。
かなり落ち込んでいると、樹里が優しく励ましてくれた。
「元気出して、花憐ちゃん。今は無理かもしれないけど、またきっと、メールを送れる日が来るよ。…ううん、会える日が来るから」
「ありがとう、樹里」
もし、光さんが会いに来てくれなくても…。
樹里がいてくれたら、それでいいかも、そう思った、次の日。
樹里が来るのを待っていた私は、玄関でウロウロしていた。
インターフォンが鳴ったかと思うと、来たのは、叔母様だった。
「樹里なら、もう来ませんよ」
叔母様は、会うなりそう言った。
ひとつ勉強になったけど、打ってる最中に、熱を出してしまい、また断念。
かなり落ち込んでいると、樹里が優しく励ましてくれた。
「元気出して、花憐ちゃん。今は無理かもしれないけど、またきっと、メールを送れる日が来るよ。…ううん、会える日が来るから」
「ありがとう、樹里」
もし、光さんが会いに来てくれなくても…。
樹里がいてくれたら、それでいいかも、そう思った、次の日。
樹里が来るのを待っていた私は、玄関でウロウロしていた。
インターフォンが鳴ったかと思うと、来たのは、叔母様だった。
「樹里なら、もう来ませんよ」
叔母様は、会うなりそう言った。