神様じゃない!
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『結衣ちゃん、ごめん!
バイトが忙しくて行けなくなった。
明日、絶対会いに行くから!
本当にごめん。』



急いで仕事を終わらせて待ち合わせ場所に着くと、ポケットの携帯が震えた。



「...ホント、亮君って分かってない。」


メールの返信をせず、ぶらぶらと街を彷徨った。


亮君は私より2つ年下で大学生。


何にでも一生懸命で優しい所が好き。


きっと今日のバイトだって、亮のことだから頼まれて断れなかったんだと思う。
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