神様じゃない!

何で私ばっかり...


年上らしくしなきゃいけないって分かってるのにな。



ふと、お店のガラスケースを見た。



ガラスケースの向こうには、小さなクリスマスツリーがキラキラと輝いていた。



その一方で反射して映る私の顔は、暗くてクリスマス一色の街並みにちっとも似合っていなかった。



「亮君のバカ。」


明日じゃ駄目なのに。


ずーっと楽しみにしてたのに。
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