君に、さよなら。
だからあたしにも普通に接してくれるのかな?

「ごめん~!すっごく遅れた!ほんとごめん!」

「桃花も遅刻~!みんな遅いんだけど~!」

ほのかはだいぶキレ気味みたい…。

「ほのか、そんな怒るなって。みんないろいろ用事があったりするんだよ。な?」

「そうだけど…。あたしめっちゃ待ったんだよ!」

蒼太くんがなだめるけどほのかは納得いかない様子。

「そうだな。ほのかがすっごい待ってたの知ってる。俺が一番に来たと思ったらほのかが一番のりだったもんな。そんだけ今日がくるの楽しみにしてたのか?」

「うん…。だってみんなでこうゆうふうに集まるの久しぶりじゃん…。」

蒼太くんがほのかを抱き寄せた。

「ほのかの気持ちはよーくわかったから。久しぶりなんだしせっかくの今日楽しもうぜ?そんな怒るとかわいい顔台無しになるだろ。」

「…も、もう!蒼太変なこと言わないで~!」

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