俺様狼×私

ガラッ

先生が教室に入って来た。私は慌てて席に着く。

「今日は転入生を紹介するぞー。」

先生が言う。

転入生?!なぁんか嫌な予感がするなぁ……

「ほら入れ。」

ガラガラッ

「転入生だ。自己紹介して」
「粒咲鞠唖(ツブサキマリア)です。仲良くしてください。お願いします!!」


粒咲 鞠唖ちゃんかぁ。
可愛いと言うより美人って言った方が鞠唖ちゃんには合ってる。

夢「俊っ!!凄く鞠唖ちゃんって美人な子だね!!」

私は小声で俊に話す。

俊「そうか?!夢伊のが断然可愛い!!」

///
恥ずかしいよぉ///

「粒咲の席は……そうだなぁ。三浦(俊)の隣が空いてるからそこの席に行け。」

「はい。」

カツカツ……

鞠唖「よろしくねぇ!!えーと……三浦くん?!」
鞠唖ちゃんがめっちゃ可愛い笑顔で言う。
俊「どーも」

俊、なんか不機嫌?!

チクッ

?!なんだろ……
なんだか胸がチクッと痛む。
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