俺様狼×私
ライバル?!
キーンコンカーンコン
「以上で今日の授業を終わりにする。気をつけて帰れよ!!」
先生のこの言葉でみんな帰っていく。
俊「ちょっと待っててくれる?!俺、先生に呼ばれてんだわ……」
夢「分かった!!ここで待ってるからね。」
俊「おぅ」
私は教室で待つことにした。
「あなたが俊くんの彼女の夢伊って子?!」
前を見ると鞠唖ちゃんが立っている。
夢「あっうん!!」
鞠「何だー。たいしたことないじゃない!!」
夢「はい?!」
鞠「私、俊くんのこと一目惚れしちゃったみたいだから貰うから。あなたから奪ってあげる」
えっっ
鞠唖ちゃんはそれだけ言うと教室のドアのところに行く。
ちょうど良く俊が入って来た。
鞠「バイバイ。俊くん。」
そういうと教室から出ていった。
私は放心状態。
やだよ。俊は、俊だけは絶対渡さないんだから!!
「粒咲と何の話ししてたんだ?!」
「………」
「夢伊?!……夢伊!!」
「へっ?!あっ何?!」
「粒咲と何の話ししてたんだ?!って聞いたんだよ。」
「えっ?!な、何でもないよ」
とりあえず嘘でごまかそう!!