プリーズ・イート・ミー
和也は「んー」と考えてから、ニヤリと笑う。


「どこって、そりゃもう、体っしょ。こことか」


胸に手が伸びてきた。
あたしは体をひねって、必死にガード。


「もー。今日はエッチなしって言ったじゃん。てか、あたしの長所って体しかないの? それ、ひどくない?」

「あはは。冗談だっつの」


真面目な話するとさ……と、和也は話を続ける。


「食事の仕方かなぁ…って」

「え? 食事?」

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