雛菊~新撰組とcrazygirl~
乙女
その夜…
「えぇぇっ!?おま…女だったのか!?」
何でこうなったのかと言うと…
「土方……。私に何か言うこたぁ無いか?」
「このか弱い乙女の顔に傷つけられたんだ…
てめェのせいでな…。」
すると土方は、ひいッと言って隅っこに寄る。
「…すまなかった…。」
ニィ…
「てめェのそのアホ面 拝んでやンよ、チビ」
すると、土方の顔が青から赤に変わった。
「ぬぁーにがチビだ!てめェがデケェだけだろデカ女」
プチっ
デカ女?
そんなの知ってンよ。
この時代の女なんてせいぜい150あるか無いか位だもんな…。
「デカくて悪かったなァ?でもなァ…私はてめェ等より手足長ぇンだよ。あ"?
この時代の人間って短けェ手足してンよなァ…
本ト、顔も不細工だしよォ…
黒髪なんてダセェモンだぜ…」
そっからヒートアップして………
「なァ土方さんよォ…?私はなァ…
てめェ等みてぇに型にはまらない人間なんだよォ。」
グギッ
そこから土方と私のやり取りの一部始終を見ていた腹黒男(沖田)によって私が女と言うことがバレた。
━━━━━━━━━━━━━━━
と言うわけだ。