永遠の君へ ~禁断の愛の果てに~


午後6時。



この屋敷の玄関にある古い大きな時計がボーーンと音を鳴らす。





来る。




光がここに来る。




私は温めた肉じゃがを一番好きな器に盛り付けた。








もう自分で気付いていた。





成長した光が日に日に男らしく、魅力的になっていく姿を

ただ見守ることなんてできないんだ・・・と。



光を…愛してしまうんじゃないかと怯えていた。






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