永遠の君へ ~禁断の愛の果てに~
腰に回された手が、私の服の中に入ってくる。
ひんやりした光の手が、火照った私の体を這う。
光の鋭い熱い目から目をそらせない。
首の後ろに回した光の右手が
私の顔を強引に引き寄せた。
唇と唇が
ひとつになった。
光の唇の柔らかさ。
光の息遣い。
目が合うと、激しく熱い瞳で私をじっと見つめる光…
「藤乃…愛してる…」
光は、私の唇を激しく求めた。
絡み合う体と、舌。
私は、光のキスで自分がコントロールできなくなってしまった。
相手が息子であることも、愛してはいけない相手であることも私の体は忘れてしまっていた。