永遠の君へ ~禁断の愛の果てに~
自分のシャツのボタンを乱暴に一つ外した光。
鍛えられた胸の筋肉が目に入る。
首から肩にかけてのしなやかな曲線と、鎖骨がセクシーだった。
「好きよ…光…」
「藤乃・・・」
クリーム色のソファには、こげ茶色のクッションが二つ。
光が、左手を伸ばしクッションを私の首の下へ入れた。
光の手が私の下着の中へ滑り込む。
その時だった。
――――プルルルルルル
私と光の秘密のキスを盗み見た月が、誰かへ告げ口したのかも知れない。