永遠の君へ ~禁断の愛の果てに~



泣き疲れた私はそのまま眠ってしまったようだ。



夢の中で、夫が私をベッドに運んでくれた。



そして、優しく言った。



『もう君は自由だよ。』



夫は、何もかも知っているのではないか。



子供の父親が息子である光だということ…



光と私が激しく求め合っていること…



そして、あの夜二人が結ばれてしまったこと…





その夜、私はカーテンを閉めたまま、月に顔を隠して朝を迎えた。












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