永遠の君へ ~禁断の愛の果てに~
ここが自分の居場所であると感じ始めていた。
ここが私の新しい道…
源首相との結婚生活は、満たされていて幸せだった。
でも、どこか無理をしていた。
高級すぎる食事も、大きすぎる部屋も、いつも磨かれている床も・・・
居心地が悪かった。
私は無理をして、良い妻を演じていたのかも知れない。
幸せになりたかった。
私を幸せへと導いてくれる大きな手に、私は自分の人生を捧げようと思った。