Christmas List
「と、とにかく先に恭介さんのを買いに行きましょう」
恭介さんの腕を引っ張り男性物のフロアへ
恭介さんはまだニヤニヤしてる。
そういえば…
「恭介さん」
「ん?」
「恭介さんの下着って何ですか?」
「ん?」
「い、いや、だから恭介さんの… ブ、ブ、ブリーフじゃないしトランクスでもないですよね」
何でだろう、トランクスは言えるのにブリーフは恥ずかしい。
「クククク…お前また真っ赤」
「恭介さん!」
「あれはな、ボクサーパンツだ」
「ボクサーパンツ…それってスポーツ売り場で買うんですか?」
「クククク…ハハハ…」
何故か恭介さんが笑ってる。
と、側にいた店員さんも笑いを噛み殺している。
私…何か変な事言った?
「ボクサーパンツは普通の下着で別にボクサーが履くものじゃない」
「あっ、そうなんですか?単なる名称ですか?」
恥ずかしい~
だ、だって男性下着なんて知らないし、そうだよ私…初めて買うんだよ。