Christmas List

ブラの飾ってあるコーナーに行って

「お前のはピンク、オレンジ、ベー ジュ、白、クリームだよな」

何で知ってるんですか?

「デザインも大人しめだし」

「恭介さん!」

「たまには違うのを買え」

「えっ?」

恭介さんって派手目の下着が好きだった?

「ば~か。怯えたような顔すんな。せっかく買ってやるんだから少しくらい豪華なのもいいだろ」

豪華って

「そんなの買っても着ける機会ないですから」

「俺の為に着けて」

耳元で囁かれた。

き、恭介さん…な、何を言い出すんですか!

「クククク…お前爆発すんなよ」

爆発します。

「ん、これなんかどうだ?クリスマスだし」

恭介さんが示したのは

「こ、これですか?駄目です!無理です!却下です!」

それは真っ赤でレースがふんだんに付いていて、それに1/3カップって殆ど見えるじゃない。

「恭介さん、これは胸が豊かな人が着ける物でペッタンコの私には合いません」

「クククク…ハハハ…」

笑い出した。

気がつくと…やはり周りにいる人達にも笑われてた。

もう、やだ~



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