迷惑なイケメンに好かれました。
迷惑なイケメンに好かれました。
「は、なに言ってんの?」
そう言って笑いながら隣にいる女の子の肩を抱いた彼は、もう知らない人。
クリスマスも近付き
雪が降った、この日。
人々はどこか楽しそうに、その雪を眺めるのに
私にはただ冷たくて虚しいだけだった。
いっそこの雪みたいに消えてしまいたかった。
< 1 / 457 >