迷惑なイケメンに好かれました。





「──ちょっと、来い」





そこには、一人くらいなら簡単に殺せそうなほど

殺気を漂わせた持田がいた。




その視線は、確実に俺へと向けられていて。

つまり、その言葉も俺に向けられたもので。




俺は、西条を睨み付けてから持田のもとへと向かった。




…何の用だって言うんだよ。

今じゃなくても別に良いじゃないか。



今は柳瀬さんのために犯人捕まえて、こんなことやめさせなきゃだろ。







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