迷惑なイケメンに好かれました。




「俺は、柳瀬さんを守れなかった。覚悟が足りなかったんだよ」


「覚悟って……」





──ピンポンパーポーン



鳴り響いたチャイム音。

そして、次に聞こえたのは




「……二年三組、持田 海」




無愛想な自己紹介。


何をしに行ったのかと思ったら…

さすが持田。


やること、ぶっ飛んでるな。



視線の先の柳瀬さんも、近野さんも、ポカーンとしてる。






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