理系彼女と文系彼氏(旧)
夏休み
「あっついねー」
「もう、夏本番ですからね」
私と月見里君が恋人という関係になってから2週間が過ぎた。
毎朝、彼が迎えに来ることにも慣れてきて。
自然に手など取られてしまっている。
こういう時に月見里君が手慣れている事がわかって少し不愉快。
「そうそう。夏休み、どこ行く?」
突然のデートの誘い。
菜穂にまたアリバイ作りを頼むのはちょっと心苦しいけど。
「山がいいです」
「えぇー、僕は海派!それだけは譲らないね」
既に決めているのなら、人に問わないで欲しかった。
それに、私も山に行くって意見は譲れない。
「山です」
「海だね」
「山が良いって言ってるんだからいいじゃないですか!」
「海が良いって言ってるんだから譲ってよ!!」
案の定、言い争いになる。
「もう、夏本番ですからね」
私と月見里君が恋人という関係になってから2週間が過ぎた。
毎朝、彼が迎えに来ることにも慣れてきて。
自然に手など取られてしまっている。
こういう時に月見里君が手慣れている事がわかって少し不愉快。
「そうそう。夏休み、どこ行く?」
突然のデートの誘い。
菜穂にまたアリバイ作りを頼むのはちょっと心苦しいけど。
「山がいいです」
「えぇー、僕は海派!それだけは譲らないね」
既に決めているのなら、人に問わないで欲しかった。
それに、私も山に行くって意見は譲れない。
「山です」
「海だね」
「山が良いって言ってるんだからいいじゃないですか!」
「海が良いって言ってるんだから譲ってよ!!」
案の定、言い争いになる。