*Dream*~ダメなあたしをあなたが変えてくれた~
「はぁ~…」


よかった……どこにも行ってなかった…


『えっ…は、隼人?』


俺が安心して座り込んだのを見て意味がわからないのかすごく驚いている莉乃


「いや、なんでもない」


俺は軽く笑いながら莉乃にそう言うと安心したように笑って


『あ!朝ごはん作ったんだ』

「え?」

『もう出来てるから食べる?』

「おぉ……」


莉乃が作ったのか…


莉乃に作ってもらうのは初めてだよな……


…ちょっと楽しみかも……


そんなことを考えながら俺は莉乃と一緒にリビングに向かった


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