*Dream*~ダメなあたしをあなたが変えてくれた~
「ほら、早く」

『そんな事言われても……!』

「言わないと歌のトレーニング…始められないんだけど?」

『~…!』

「言ってみ?」

『……どうしてっ…』

「ん?」

『どうして名前で呼ぶ必要があるの?』


どうして?


歌に関係無いじゃん


するとあいつはニヤリと笑って


「俺の言うことは絶対だから」


あたしの耳元でそう囁いた


『//////////!!?』

「あ、そんな顔するんだ?」

『なっ!!/////』

「まぁ、敬語はなおってるじゃん?」

『あ…』


本当だ


いつの間にか敬語は直ってる……


「じゃあ、名前でも呼べるはずだろ?」


そう微笑んだ

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