*Dream*~ダメなあたしをあなたが変えてくれた~
『疲れたー!!』

「ざっと5kmぐらいは走ったか?」

『……』


あたし達は家に帰ってきた


あたしはすごくしんどかったのに……


あんなに辛かったのに……


『どうしてそんなに余裕なの!!?』

「……は?」


隼人はいきなりなんだよ?と首をかしげた


男子と女子の体力の差かも知れないけど……


普通あれだけ走ればちょっとは息を乱すと思うんだけど!?


どうしてそんなに普通に呼吸が出来るの!!?


するとそんなあたしの気持ちを察したのか


「お疲れ様」


隼人はそう言ってあたしにお水を渡した


『……ありがとう』

「どういたしまして。」

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