黒蝶
「ここ…どこ?」

初めて見る風景に椿は圧倒していた
それは無理もない。
お城のような学校だった

「椿、迷子になるなよ」

「うん。」

そして2人は恭弥のクラスへ行った
もちろん、この時間は授業中でみんな静かにしている

しかし、恭弥を見つけた瞬間椿は恭弥の元へ走った。

「あっ…きょうや……きょうや‼︎」

「おい。まて、椿」

真琴が引き止めたのもおそかった。

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