黒蝶
『蓮華のお父様に聞きました。いけなかったでしょうか?』

(そうだったんだ『そうだったんですね。』)

『はい。あの、小さい時の約束覚えてますか?』

(小さい時?なんかしたかな?『すいません。覚えてないです』)

『そですか、また会おうって話です。どうですか?今度の日曜日にでも』

(日曜日?!随分急だな…『お父様がなんていうか…』)

『蓮華のお父様には僕から言ってあります。』

(そうだったんだ『わかりました。』)

『よかった。家で待ってて下さい。僕のボディーガードが迎えに行きます。』

(そっか。『わかりました。家で待ってますね』)

この時はあんなことになるなんて思ってもいなかった。
誰が想像しただろう…
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