黒蝶
そこの店を出てオシャレな喫茶店に入った。
冬だというのに太陽が出ていて暖かい日だった。
なので、外のベンチに座ってた。

(ん?……あとをつけられてる?)

恭弥は何かを察した。
だが、真琴がいないため、いつもの

(まぁ、いいっか)

で終わってしまった。
いつもとは違う、椿がいるというのに…

「トイレ行ってくるから待ってろ」

椿を1人にしてしまった。
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