黒蝶
殴られ一時間ぐらいした。

「ふん。もういいだろ、樹様に報告だ」

(やっぱ…大虎の所のやつらか…)

ボロボロになった恭弥。
体中から血が流れ出していた

足を引きずりながら椿の元へと近寄った。

「もう、大丈夫だ。目かけて」

「うん……」
< 44 / 123 >

この作品をシェア

pagetop