黒蝶
淡い空

真琴ver.

冬休みも終わり、学校生活が始まる。
椿が龍皇に来てもう1ヶ月もたつ

「学校かぁ〜…だりぃ〜」

「恭弥、そんなこと言わない」

「だってよ、真琴」

「それより、椿をどうする?学校にいる間誰が見るんだ?」

「おっ、それって俺の出番か?」

「恭弥、お前は単位ヤバいんだから学校に行け」

「…えぇ〜」

「はいだろ?ん?」

「はぁ〜い…」

「よし、」

「じゃあ、真琴が1番任せられるからお前でいいか?」

「はぁ?俺?」

「おう、よろしく頼む」

(まぁ、椿の正体を暴けるチャンスかもしれんしな)

「わかった。了解だ。なんかあったら連絡するな」

「おう」

学校に行っている間は、真琴が世話をすることに
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