*瞬恋*

莉宇side


「はい、コレ。 あんたのでしょ?」


え? 目の前にあったのは、琥珀の宝石がメインのネックレス。
な…んで?

あたしは、俯いていた顔をゆっくりあげた。
そこにいたのは、あたしより少しだけ背が高いイケメンくん。


「いらないの?」

「… いるっ!!!!!」

「はい。」


そして、ネックレスが渡された。
よかったぁー。


「そういえば、なんでコレ…?」

「さっき、あんたがいたあの場所で拾った。」

「え? ってことは…」

「見てたけど? あんたが女逹から殴られそうになってたところも。」


え。
さっきの人とは、雰囲気が違うし…
2人にも見られてたってこと?





「ちょっと、さっきから… キミ!!!!!」

ん? 結愛?



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