旦那様は御曹司!? 下

「どうやら、和樹様付きの執事が教えたみたいです。私が教えておいたので。」


「ハナ…」

あたしが和樹さんといたいっていったのを、覚えててくれたんだ。

嬉しくって泣きそうになる。

「ありがとう、ハナ。」

「あ、まだ泣いちゃだめですよ。和樹様がお祝いなさってからですよ!」

ハナの言葉に二人で笑いあった。
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