旦那様は御曹司!? 下

和樹さん…。

あたしは胸一杯になりながら、和樹さんのあとをついていった。


「いらっしゃいませ。ご宿泊のお客様でございますか?」

「はい。玉城です。」

玉城といったとたん、ホテルマンの声がワントーン高くなった…。

「あ!これはこれは!玉城グループの!ようこそお越しくださいました!どうぞ、最上階の最上級スイートルームを準備しております。」
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