旦那様は御曹司!? 下

「勝手にすればいいですよ。あたしを殺しても、何にもなりませんよ?」

「このあま!」

独りの男があたしを殴ろうとして、頭が止める。


「まあいい。こんなに気の強い女は嫌いじゃない。」

再びあたしをみた頭が、かがみこんであたしの顎を上にクイッとあげる。

「いっそ俺の女にならないか?そうすれば死なずにすむぞ?」
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