旦那様は御曹司!? 下


「そ、そうですか。いいんですよ、謝らなくて。あたし…先に食事行ってます。」

引きつった笑顔で無理に明るく言う優華。

なんでこいつ、こんなに苦しそうなんだ?松本と…会いたいのか?

「…ああ…。」


俺も素っ気なく答える。その方が、優華だって、あいつと…過ごしやすいだろうし。

にしても、ここがまさかあの野郎の契約ホテルだとはな。

ちょっとしくじった。
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