旦那様は御曹司!? 下

「和樹さんが好きってことは分かってる。でも…」

斗真が少し戸惑い、いうか迷っている。


「なに?続けて。」

「…和樹さん、昨日俺に言ったんだ。優華を幸せにするのはお前だって。」

…和樹さん、やっぱりあたしのことなんてなんとも思ってないんだ。

「ほら、そんな顔するだろ。だから言いたくなかった。」
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