旦那様は御曹司!? 下

ホテルに戻ると、松本の腕の中ですやすやと眠る優華がいた。


「…っ優華…。」
思わず駆け寄る。

「俺も今日は急な仕事だった。その帰りにあの女が、優華を引きずってるとこ見つけてあわてて追いかけたんだよ。流石に女の力じゃ、眠った女を運ぶのは簡単じゃねぇからな。」


松本が優華を見つめながら続ける。

「こいつさ、あの女になにいったと思う?」

「え?」
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