*.遠い恋.*
私の腹時計を聞いた(らしい)潤椰が吹き出して笑い始めた。

「もーー!笑わないでよ!!」

「ごめんごめん!そんなに大きな音が出るくらい、お腹空いてたんだな(笑)」

「うっ…///」


そう。私の腹時計は、結構大きな音だった…。

潤椰に笑われるのは一番嫌だなぁ。
でも、それで笑顔になれるならいいや!

私は頭の中でポジティブに考えた。
(自問自答みたいな感じになってたけどね。)


「よし、じゃあなんか食べるか!」


潤椰がそう言ってくれた時には、私の目はキラキラと光っていた。(自分で言ってるけど。)
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