*.遠い恋.*
「付き合ってください!!!」
寒い中、その日私は好きな先輩に告白をした。
その先輩は学校1イケメンと言われていた。
私以外にも、その先輩のファンはたくさんいた。
別に、告白しなくても良かったのだが、その日はクラス会が行われていて、罰ゲームで、
《誰かに告白をする》よいう条件で、私は告白しなければならなかったのだった。
「頑張れ!!!」
私を裏切った元親友、相沢麻奈実が私の背中を押した。
私は、嫌と思いながらも、屋上へ向かった。