*.遠い恋.*
潤椰は私の前に座ってきた。
そしてぎゅっと抱きしめてきた。

「何でも無いわけないだろ…。」

私の事を心配してくれている事が分かる。

「何でも相談にのるから…苦しいなら言えよ。」

潤椰の優しい声が部屋に響く。

私は嬉しくてぎゅっと抱きしめた。
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