*.遠い恋.*
「こっち向いて…?」

潤椰が優しい声で言う。

あぁ〜!!!!
こんな声で言うともっと心臓が破裂しそうになるじゃない!

私はゆっくり潤椰の所を向いた。

その瞬間、潤椰に頭をガッツリ固定され、すぐに唇を奪われた。

一瞬、何が起こったか分からなかった。

だけど、今の状況が分かってきた時にはホッとしていて、目を閉じていた。
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