* 竜の眠る国 *





 聞こえたのは、美しい歌声。




 真っ暗な部屋の中、目に入ったのは、吸い込まれそうな青い宝石。



 頭上高くに、二つあった。










 ああ……

 やっとアナタに逢えた。




 私は、アナタを知ってるわ―――…










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