華と太陽
帰り待ってて
電車を降りて、二人は大学に向かった。ずっと黙ったままだったが、改札を出たところで、男の人が口を開く。
「ところで、君名前は⁇」
「あっ…桑原凛です。」
「桑原さんか。俺は宮島充。」
「宮島さん…。よろしくお願いします。」
そしてまた沈黙。凛は気づかれないようにちらっと宮島の横顔を見る。助けてもらったとき、整った顔立ちに思わず見惚れてしまったが、やはり綺麗な顔立ちをしている。背も凛よりかなり高く、清潔感を漂わせている。
気が付くと、すでに大学の正門に着いていた。
「桑原さんは今日授業何時まで?」
「えっ⁈えっと、17時までです。」
「じゃあ大丈夫だな。帰り、ここで待ってて。」
「えっ⁈」
「送ってく。じゃあ帰りな。」
宮島は経済学部の建物の方へスタスタと歩いて行った。凛はその後ろ姿を茫然と眺めていた。
「ところで、君名前は⁇」
「あっ…桑原凛です。」
「桑原さんか。俺は宮島充。」
「宮島さん…。よろしくお願いします。」
そしてまた沈黙。凛は気づかれないようにちらっと宮島の横顔を見る。助けてもらったとき、整った顔立ちに思わず見惚れてしまったが、やはり綺麗な顔立ちをしている。背も凛よりかなり高く、清潔感を漂わせている。
気が付くと、すでに大学の正門に着いていた。
「桑原さんは今日授業何時まで?」
「えっ⁈えっと、17時までです。」
「じゃあ大丈夫だな。帰り、ここで待ってて。」
「えっ⁈」
「送ってく。じゃあ帰りな。」
宮島は経済学部の建物の方へスタスタと歩いて行った。凛はその後ろ姿を茫然と眺めていた。