Last memory~クリスマスの夜~

綾香「ううーん！」

母「綾香ちゃん、起きた？」「誰か綾香ちゃんのお見舞いに来たみたいだね。」
「キリンのぬいぐるみが、置いてあったよ。」

綾香「お母さん、これは光一君から買ってもらったんだ。」

母「光一君が、お見舞いに来てくれたの？」

綾香「違うよ、さっきまで一緒にいたんだ。」

母「何言ってるの綾香ちゃんは、ずっとここで寝てたでしょ。」「それに綾香ちゃんは・・・歩けないでしょ。」「嘘をついたら駄目ですよ。」

綾香「本当だもん！光一君と一緒に、いたんだ！嘘何かついてないよ！お母さん何か大嫌い！」

そして綾香は、布団をかぶって、大声で泣き出した。

お母さんは心配そうに、綾香を見つめた。