Last memory~クリスマスの夜~
綾香「お母さん。」
母「なあに、綾香ちゃん」
綾香「私ね、好きな人が出来ちゃった。」
母「・・・?」
母は、夢でも見たと思い、話しを合わせる事にした。
母「どんな人なの?」
綾香「すごく、優しくてカッコいいよ。」
母「良かったねぇ。」
綾香「名前は、光一君って、言うの。」「今日ね、光一君の学校に、連れてってもらったんだ。」
母は、ちょっと不思議に思ったが、綾香の楽しそうな顔を、久し振りに見れたのが、すごく嬉しかった。
母「学校は、どおだったの。」
綾香「みんな楽しそうだったよ。」「私も学校に、行きたくなっちゃったなぁ。」
母「・・・」
心の中で母は、綾香ちゃん本当にごめんねと、思った。
綾香「なんか、たくさん、しゃべったらお腹が空いちゃった。」
母「ちょっと、待っててね、すぐに持って来るから。」「綾香それと、明日検査があるから、あまり食べないでね。」
綾香「は~い。」





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