冷たい瞳の王子様
朝起きて、しずくのお母さんとお父さんと4人でご飯を食べて、またしずくの部屋に戻ると、もう1度恋バナになった
「もう会えないかも...…じゃなくて、会えばいいんだよ!!」
しずくは突然何かを思いついたらしく、1人でふんふん頷いてる
多分昨日あたしが言った『青羽さんとは、もう会えない』ってゆうのと何か関係があるんだと思うけど…...
「でも、青羽さんのことでわかってるのは、青羽ってゆう名字と、第四中のあたしたちと同い年の3年生ってことだけだよ?」
……………。
しずく、全然聞いてないし...…
青羽さんは同じ市内の学校で、テニスの試合の時に見たゼッケンに「第四」って書いてあった
「おっけー! これでバッチリ!!」
「なにが?」
「いいこと思いついたの!名付けて『青羽さんとラブラブ大作戦』」
ラブラブって、まだ喋ったこともないのに...…
しずく、展開早…...