lastらぶ
『おはようございます』

私は何か不思議な気持ちに気づいた頃だった。

なんか、思ってることが顔に出るらしくて、流麻先輩にも普通に見破られてしまった。


「なんかあった?」

『え…?何もないです!』

「俺さー人の心の中見るの得意なんだよねー」

『そうなんですか??』

「今お腹いっぱいでしょーーー」

『えっっ!?何で分かったんですか!?』

「だから言ったじゃん!」


私の本当の気持ちが見破られていそうで怖かった…。

最低な女…。

だよね…

怖いなんて…

本当の気持ち…言わなければいけないはずなのに…



でも私はまだ確信してなかったんだ…。

だから怖くて…



多分気づいていたはずなのに、

気づいてないふりをしていてくれた流麻先輩をありがたく思った。




























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