lastらぶ
私は相手がまるで涼ちゃんのように同じように接した。

周りからも、何だかんだ言われる事が少なくなった。

央南は私に「ありがとう」と何回も言った。

いい子だなって思った。


毎日毎日遊んだ。

すごく楽しかった。

涼ちゃんといるときと同じくらい。


1か月経っても、1年経っても、10年経っても涼ちゃんのことを忘れることはないと思う。

誰といても涼ちゃんのことを思ってる。


前のままだったら、ずっと1人で、涼ちゃんのことをずっと引きずってた。

でも央南にあえて、友達になれて、私は変わった。

きっとあの時、呼び捨てで呼んでって言わなかったら、

今日から友達って言わなかったら、

今の私はいなかった。


央南のおかげ。















いつの間にか、私たちは、友達ではなくなっていた。


もう、友達なんかじゃない。。




そう、“親友”になっていた…























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