赤鼻のトナカイ

 1年で、一番すばらしい日になりそうな気がしたわたしは、ぼんやり考える。

 ――ああ、あの真っ赤な顔をしたおじさんは。
 ――真っ赤な顔で、鼻まで真っ赤にした彼のお父さんは。
 きっとわたしに、すてきなクリスマスプレゼントを運んでくれるサンタさんを連れてきてくれた、赤鼻のトナカイなんだ。


FIN
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