四つ葉のクローバー☆
着いた所は人通りの少ない路地裏。
真ちゃんは覚悟を決めた様に話をし始め
た
「なぁ、あゆみ 俺お前の事さ、
好きだったよ」
「…うん」
「お前は俺の事さ、好きだった?」
「好きだったよ…」
「俺、最近お前が俺と会ってくれなった
事さ、すごく気になってたんだ。」
「うん」
「ずっとあゆみを待ってたよ?」
「…うん」
「でも…無理だった、ごめん」
嗚呼、私の所為だったんだ。
ちゃんと待っててくれたんだ。
「っ私こそ…ごめんなさい…」
嫌だな、最後は笑顔でバイバイの
はずなのに…涙が止まらないよ…
「悪いのは待てなかった俺だよ。
辛い思いさせて悪かったな」
やめて、優しくしないで。
嫌いに、なれないじゃんか…
「…新しい彼女…さんと、仲良くね」
「あぁ」
「……バイバイ」