蛇の束縛




『お風呂すぐ溜まるから』




何も知らない雅弘は、話しかけてくる。




『う、うん…』




動揺する私。


音楽をかけ、2人並んで座る。




『渋やん、あ、あのさ
…』




私は、あの箱の手紙がなんなのか問い詰めようとした。




だが…




言えなかった…




< 107 / 170 >

この作品をシェア

pagetop