蛇の束縛


こんな状態の真希の事が引っかかり私は自分が、自分が死んでしまったら…と考えてしまった。




きっと、真希は…




『美穂ちゃん…
美穂ちゃん、どこに行っちゃったの…

美穂ちゃんどこなの…
置いていかないで…』




泣きながら私の名前を呼び探し回る真希の顔が浮かんできた…


小さい頃から一緒に育ってきた真希。






涙が…とめどなく溢れ出す…




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