蛇の束縛



『早く会いたい。美穂、好きだよ。大好きだよ』


『私も、渋やんの事大好きだよ。早く会いたいよ』


お互い、まだ話をしていたい恋しい気持ちで電話を切るに切れない。


早く会いたい…
渋やんに会いたい…


そんな気持ちを胸に抱いていつも眠りについていた。

その頃には前カレの存在は薄れていた。

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